著者:磯村 昭和
ページ数:74
¥800 → ¥0
――不眠症は脳(身体)の〇〇である。さて、この「〇〇」に入るのは次のどれでしょうか。
1.疲労、2.習慣、3.病気
正解は、本書「5章 『無薬楽眠法』の概略」をご覧ください。
日本人の5人に1人が問題を抱えているといわれている睡眠。不眠はがんや糖尿病などの生活習慣病や感染症、精神疾患などの発症も高め、また睡眠不足はアルツハイマーや認知症の原因物質の1つであるアミロイドβを脳に蓄積させるともいわれている。現代人にとってもはや他人事ではないこの不眠の問題を解消するにはどうすれば良いのか。本書ではその方法として、40年にわたる不眠を克服した著者が、依存性や副作用もなくお金も掛からないローコスト・ハイリターンの「無薬楽眠法」を紹介する。本書をマスターすれば、不眠克服を楽しみながらどなたでも簡単に楽眠の毎日を送ることができる。
[目次]
はじめに
1章 睡眠は不可欠の生命維持活動
1.『睡眠の役割』
2.『睡眠のメカニズム=睡眠の原理』
2章 不眠症とは
1.『不眠症について』
2.『不眠と睡眠薬と病気』
3.『不眠症かどうか確認=適正睡眠時間の把握=睡眠日記』
3章 社会、文化面から、心理的ストレスによる慢性の不眠を克服(予防)
4章 心理面から、心理的ストレスによる慢性の不眠を克服(予防)
1.『不眠は自分で克服できる脳の習慣』
2.『不眠はパターンがある脳の習慣=予防、克服が可能』
3.『不眠=心身の赤信号=人生観、健康、人生を見直すチャンス』
4.『目標や希望、理解と協力、『無薬楽眠法』を楽しむ心は克服の原動力』
5.『不眠克服の意義=本当の自分の発見』
6.『ストレス(雑念や不安)から脳を解放=人生観を見直す=執着しない』
7.『眠ろうと意識するから苦しい→床では心身を休めようと思う』
8.『集中で頭の中(心)の統一と安定を図る』
5章 『無薬楽眠法(むやくらくみんほう)』の概略
1.『ストレスによる慢性の不眠克服の過程』
2.『『無薬楽眠法』は記憶を消すものではない』
3.『『無薬楽眠法』の利点と効果』
4.『まず自分が克服するという意志が重要』
5.『新睡眠習慣=『無薬楽眠法』の習慣化=乳幼児期の睡眠の復活』
6.『新睡眠習慣を楽しむ』
6章 『無薬楽眠法』の極意は気功百会丹田呼吸(商標出願中)(きこうひゃくえたんでんこきゅう)(6章5.)
1.『1番楽な姿勢』
2.『とても効果のある自己暗示=雑念や不安からの解放』
3.『黙唱=心の中で数字や言葉を唱える=集中と催眠効果』
4.『気功百会丹田呼吸は睡眠の4条件に合致』
5.『無薬楽眠法一』
6.『無薬楽眠法二(特に集中できない場合に有効)』
7章 『無薬楽眠法』の補足
1.『必要に応じて技法を使用』
2.『無薬楽眠法のポイントは集中を楽しむ=眠気を催す』
3.『集中していれば雑念や不安は浮かんでこない』
4.『黙唱、気、寝息、香料のどれかで頭の中を満たすと非常に有効』
5.『「いーち」「にーい」「しーい」の音韻に集中し、黙唱を楽しむ=催眠効果』
6.『気(息)の巡りに集中し楽しむ=気の循環+睡眠の4条件』
7.『寝息を楽しむ=寝息の催眠効果と、鼻腔の空気で脳の温度の低下』
8.『香料(嗅覚)を楽しむ=雑念や不安を抑え、脳の温度を下げる』
9.『無薬楽眠法』は集中力を高める』
8章 身体面=自然治癒力から、心理的ストレスによる慢性の不眠を克服(予防)
1.『自律神経を整え副交感神経(リラックス時に働く)を優位に』
2.『メラトニン(睡眠ホルモン)の働きと増加』
3.『セロトニン(幸せホルモン)の働きと増加』
4.『睡眠時の深部体温(特に脳の温度)の低下』
5.『不眠を克服する、前記以外の生活』
6.『加齢による不眠を克服』
9章 体験者の言葉 原因に応じて対処すると効果がある
1.『入眠障害』のAさんの場合(35歳)
2.『中途覚醒』のBさんの場合(54歳)
3.『早期覚醒』のCさんの場合(66歳)
4.『熟眠障害』のDさん(39歳)
10章 『無薬楽眠法』に採用されている法
1.『ヴィッパサナー瞑想』
2.『数息観(すそくかん)』
3.『軟酥鴨卵の法(なんそおうらんのほう)』
4.『気功』
5.『ヨーガ』
6.『催眠術』
7.『自律訓練法』
8.『漸進的筋弛緩法』(無理をしない)
9.『ぐっすりストレッチ』
おわりに
[担当からのコメント]
「ちょっと寝不足で・・・」「最近眠れなくて・・・」などという台詞、よく使ってはいませんか。不眠症は、なってみなければ分からない辛い病気です。ちょっと眠れないという方も、いま不眠に悩んでいる方も、ぜひ本書をご覧いただいて、快適な安眠生活を手に入れるきっかけを掴んでいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
磯村昭和(いそむら・あきかず)
県立高等学校の教員を定年で終えた後、『無薬楽眠法』研究所を設立し、不眠克服体験講座を開催して『気功百会丹田呼吸』の普及に努める。
心理カウンセラー(民間資格)、催眠術インストラクター(民間資格)、実用英語技能検定準1級、弓道2段、剣道初段など。中部ペンクラブ会員。
岐阜県多治見市文芸祭市長賞(詩部門) 、岐阜県文芸祭優秀賞(創作〈小説〉部門) 、コスモス文学の会シニア文学新人賞(長編小説部門) などを受賞。
〈主な著書〉
『カラスパラス愛の言葉』(詩集) (文芸社ピジュアルアート)
『青の季節ー光と影』(青春小説) (文芸社)
『性格を成長(改善)させ、運命を変える』(実用書) (文芸社)
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