著者:荻崎 正広
ページ数:134

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[商品について]
―三島由紀夫『近代能楽集』を彷彿とさせる、男たちの耽美の世界―
かつて愛し合い亡霊となって阿倍野の原に漂う男達の思いが時を経て重なり合う「松虫茫哀」、鞍馬の火祭の揺れる松明の中で出会った2人の男の夢と別れを描いた「鞍馬炎声」など、謡曲を典拠に艶やかで幻想的な男達の愛と友情が耽美な世界を醸し出す、全10編のを収めた戯曲集。

[目次]
松虫茫哀(まつむしぼうあい)
邯鄲挽歌(かんたんばんか)
西行飛花(さいぎょうひか)
定家時雨(ていかしぐれ)
融波音(とおるなみおと)
鞍馬炎声(くらまえんせい)
丹後松韻(たんごしょういん)
経政悲風(つねまさひふう)
砧荒情(きぬたこうじょう)
隅田川(すみだがわ)残影(ざんえい)
解題や出典などについて
【著者略歴】

[出版社からのコメント]
日本の歴史と文化の中に連綿と息づく男たちの耽美の世界。本書の作品は読み物としても楽しめますが、戯曲は演じられてこそより魅力が味わえるものです。心の中の役者が揃ったら、ページを進めながら誰にも見られることのない貴方だけの劇場で、この妖しくも美しい世界をどうぞ存分にお楽しみください。

【著者略歴】
荻崎 正広(おぎざき・まさひろ)
本名 坂本敏夫

1945年 長野県生れ
諏訪清陵高校、北海道大学文学部国文科卒
同大学院修士課程中退

著書 小説集『夢幻の野へ』(1983年 鳥影社)
   小説集『彼方の海辺へ』(1991年 鳥影社)
   戯曲集『吹き荒(すさ)ぶ生身(なまみ)の森へ』(2000年 文芸社)
「樹(き)の囚人」(『夢幻の野へ』所収)で京都大学新聞第十回懸賞小説選外佳作
「紺の帯の獣」で第二回「バディ」小説大賞優秀賞(「バディ」1995年5月号所収)

住所 埼玉県川口市辻
TEL 048(283)1267
(PC)メールアドレス ogizaki@msb.biglobe.ne.jP
(携帯メールアドレス) tuyuhara57vg@docomo.ne.jp
ホームページ(私設美術館)荻崎正広コレクション ゲイ・アートの家
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~ogizaki

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