【無料で読める】そして僕は、泳がないライフセーバーになった: 負けても前に進むために大切なこと

思い通りにならず、努力をやめた。

辛いことが続いて、楽しかったことをやめた。

誰にだって挫折はあります。

誰にだって失敗はあります。

そこで諦めたら、先に道はありません。

小さい頃、体の弱かった僕は水泳を始めました。

水泳のおかげで成長と共に体が強くなりました。

そして、競技として水泳を続けていくことにしました。

ところが、思うように結果は残せず。

輝くような成績はなく、引退。（もはや消滅）

でも僕は、水泳を続けました。

競技としてではなく、違う形で。

僕を育ててくれた水泳に、恩返しをするために。

負けたら終わりではない。

答えはひとつじゃない。

今が辛いと思う人へ捧げる、前へ進むための方法を、僕の辿ってきたみちからまとてみました。

いろんな世界で頑張る皆さんへ、僕からのメッセージです。

目次

序章

第１章　競泳選手として

水泳を始めたきっかけ
水泳での転機
現実とは認めたくないもの
最初の挫折に抗ってみた
競泳とさよなら

第２章　赤十字水上安全法救助員

競泳ではない水泳の世界
赤十字水上安全法とは
指導員という目線

第３章　Ⅱ講習

間抜けな人間の大事な人
赤十字水上安全法救助員養成Ⅱ講習
過酷な海での講習
指導員が思うこと
最終試験では、不合格もある

第４章　指導員養成講習

指導員へのお誘い
実際に救助してみたが
救助してみて思ったこと
指導員講習第１週
指導員に求められるもの
指導員同士のコミュニケーション
講習とは別の、環境との戦い
指導員講習第２週
酒は潤滑油となるのか
指導員講習　最終試験

第５章　赤十字水上安全法指導員

指導員の資格証が届いて
今思う、受講者に伝えたいこと
プライベートでも、仕事でも
赤十字は着衣泳なんて教えられない
安全な着衣泳とは？
初めての講習会自主開催
指導員として、教えるとはどういうことか
指導員に求められるものとは