著者:中瀬 勝義
ページ数:155
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―「資源のない国」から「自然豊かな国」へ―
資源に乏しく食料自給率も40%を切る日本の進む道は、外国の資源に依存しない自給率100%の農林水産業と製造業、そして地元土建業をベースに豊かな自然を観光資源にした観光立国こそ望ましい――これまで様々な発想で日本の持続可能性を追求してきた著者は、なぜ「海洋観光立国」日本という筋道を描いたのか。本書では、著者が長年にわたり海洋環境調査に携わってきた経験と、ホームタウンである江東区で仲間とともに取り組んできた循環型社会への転換の試みをベースに、「海洋観光立国」日本の実現という夢に向かうその軌跡を、国内外で広めた見聞や事例を共に紹介する。
[目次]
はじめに
第1章 足元から考えるエコライフ
第2章 舟運復活を夢見て
第3章 クリーンアップ隅田川
第4章 人工干潟「新砂干潟」を育てる
第5章 江戸川の稚アユ救出作戦
第6章 まちの駅
第7章 海洋観光立国のすすめ
第8章 小型クルーズ船で瀬戸内の島めぐり
第9章 日本最西端のエコツーリズム、与那国島
第10章 ドイツの農家に民宿
(参考資料)
おわりに
著者略歴
[担当からのコメント]
日本に住んでいると日本の良さが中々分からないというのはよく聞く話ですが、海や山といった日本の自然は、他の国にはない独自の魅力があるということを本書は改めて思い出させてくれます。SDGsが言われる中で、先進的な取り組みとして日本は何ができるのか、本書と共に多くの方が考える機会を持っていただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
中瀬 勝義(なかせ・かつよし)
1945年生まれ。東京都立両国高校卒業。東海大学海洋学部、法政大学法学部、首都大学東京大学院観光科学専修(修士)卒業。慶応大学経済学部に学ぶ。
海洋環境調査会社で日本各地の海洋環境調査に従事。
現在は江東エコリーダーの会、江東自転車エコライフの会、江東区の水辺に親しむ会、海辺つくり研究会、江東区文化観光ガイドの会、生物多様性チーム江東、日本海洋学会、日本海洋政策学会、日本沿岸域学会、島嶼コミュニティ学会、日本海洋観光推進機構、自転車政策・計画推進機構、NPO地域交流センター(理事)等に参加。
技術士(応用理学、建設、環境)、公害防止主任管理者、環境カウンセラー。
著書:『屋上菜園エコライフ』(七つ森書館)
共著:『海洋観光立国のすすめ』(七つ森書館)
共著『現代に生きる安藤昌益』(御茶の水書房)
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