著者:あき
ページ数:31

¥117¥0

こんな方におすすめです
-海外にご興味のある方(オランダ、シンガポール、インドネシア)
-教育に携わっている方
-介護関係者
-異文化理解が好きな方
-人生をよりよくしたいとお考えの方

◆あらすじ◆
オランダで出会ったオマ(オランダ語でおばあさん)から学んだこと。それは過酷な過去であってもユーモラスに受け流し、最期まで自分で人生を操作するということ。

かつての敵対国、日本から来た私にオマが言ったこと。戦後、おおらかに、たくましく生きてきたオマが最期に選択した安楽死。たった1度しか会っていないのに、オマは大きな学びを与えてくれた。

日本ではまだ認められていない安楽死や尊厳死。「ただ死を待つために生きる」のではなく、人生の閉じ方を選択できるのなら、一体、自分は、家族は、友人は、どう過ごすのだろうか。

美しく生きるために大切なことは何かを考えるエッセイ。

◆読者からのご感想◆
「オランダの教育などに興味を持っていましたので、オランダのことが知れて個人的にうれしかったです。 一方で、戦争のこと、安楽死のこと、お恥ずかしながらわたくしも全然知らない、と読んでいて思いました。 暗かったオマが、オパに会えると喜んだ表情のところには、単純によかったね、と言えない自分もいつつ、 90歳という高齢であること、最愛の人を亡くし気弱になってしまっていること、拷問での後遺症に苦しめられていること を考えると、これでよかったのだろう、と思う自分もいます。 安楽死の最後の日や、お葬式の様子など、とても心洗われる気持ちになりました。 それは、オランダの皆様の深い家族愛、あきさんとの信頼関係、絆、そういったものを強く感じたからです。 私自身、日々忙しく、つい家族との時間を犠牲にして仕事をしたり、本来一番大切のいすべき家族にあたってしまったりすることがあります。 教育も、安楽死も、戦争のことも、本当はもっとたくさんの学びや教えや教訓があり、それを私たちも学び後世に繋いでいかないといつかまた世界大戦が繰り返されてしまうかもしれませんね。 」

◆目次より◆
まえがき
1私とオマ
2シンガポールでの体験
3マリナとの出会い
4オマと日本の歴史
5オマのその後
6オマの願いが叶った日
7それから
あとがき

◆著者◆
あき
大阪生まれ。幼少期と高校時代に海外で暮らした経験を活かし、日本の子どもたちにグローバルな社会を伝えたいと考える。10年以上の小学校教員時代にはシンガポール、オランダ、フィリピン、タンザニアなどの小学校を訪れ、教育の異文化に触れる。
現在は、スイスで暮らし、海外暮らしの子どもさんに日本語や日本文化を伝えることに従事する。著書は、『シンガポールから日本で教えるみなさんへ』
lit.link:https://lit.link/en/ColorfulJapanese

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