著者:目黒真二
ページ数:113

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1994年、仕事を辞め、貯金をすべて使い、車まで売って行ったのは、ハリウッドにある音楽学校「MI(ミュージシャンズ・インスティテュート」。「半年コースで、集中して勉強するぞ、ベース弾くぞ!」と意気込むものの、英語はさっぱり通じず、同居人のヨーロッパ人たちの毎晩ドンチャン騒ぎ、街ではホールドアップで金を盗られライブに行けばスリに遭い、まるで理想とは違う環境に落ち込む毎日・・・しかし個性的な講師陣や仲間に助けられながらようやく自分を取り戻した頃に、帰国の日はやってきた・・・海外で生活することは、日本人としての自分をあぶり出すこと、そして自分が日本人(Japanese Boy)であることを強く意識することだった。その帰国直後の思いと、今ならではの感想と真実。新型コロナや海外紛争で国外に行けない今、読んで欲しい一冊。

目黒真二
筆者プロフィール
 音響系専門学校を卒業後、7年間のサラリーマン生活を経て渡米しMIベース科に留学。帰国後はベーシスト、ギタリスト、マニピュレーターとして演歌、歌謡曲、ロック、ポップス、ヒーリングなど多様なアーティストの音楽制作に携わる。並行してDTM関連書籍の出版 / 海外ソフトの日本語ローカライズ、マニュアル翻訳、そして「音楽制作”藩”:多摩社中」での活動も行っている。近著に「基礎からわかるCubase AI 11/LE 11(スタイルノート)」、突然Ⅰ型糖尿病になった経験を綴った「インスリン依存性糖尿病を抱えても、なんとか頑張ってます! (Amazon Kindle版)」がある。

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