著者:大澤 勇
ページ数:97
¥700 → ¥0
――旧約聖書と新約聖書の「約」が意味するのは、次のどれでしょうか
1.翻訳、2.契約、3.省略
正解は本書「旧約聖書は『絶対自力』で『小乗』の書物」をご覧ください。
唯一絶対の神が指し示す絶対不変の真理を「絶対思考」と呼ぶならば、釈迦やキリストは現象の相対性に真理を見い出す「相対思考」を重視していた。近代科学が明らかにしてきた摂理は、まさにこの「相対思考」に合致している。旧約聖書的な「絶対思考」を釈迦らの「相対思考」と対比させ、批判的な検証によってたどり着いたあらゆる対立を昇華させる自然観と希望に溢れた生き方を提示する、科学と宗教の新たな扉を開く思考の書。
【推薦】
帯津良一(帯津三敬病院創立者・名誉院長)
この「釈迦の相対思考が世界を救う」は私の座右の書となりました。自信をもって名著として推薦します。釈迦の教えをより深く理解できるようになったと同時に、聖書を読んだことさえない私が、旧約聖書と一神教の世界を理解することができました。
[目次]
まえがき
脱・旧約聖書の実現を願う
アインシュタインの無神論
釈迦は無神論者ではなかった
旧約聖書と一神教
自然界の現実を認めない一神教
旧約聖書は逆踏絵
科学の発達で分かる「相対思考」と「絶対思考」
釈迦が説く「心」に必要なのは「自制」ではなく「解放」
イエスも説く心の作用による相対性
全人類に普遍的なイエスの教え
増やす者は「後の者」
「自力」と「他力」
旧約聖書は「絶対自力」で「小乗」の書物
真理・摂理と矛盾する旧約聖書
神の真の「愛」
「霊能」と「感性」
脱・旧約聖書の実現を願う2
神の「摂理」とは?
すべての真理は進化のために存在する
科学と非科学を考える
「神の摂理」と「仏の縁」
「因果」を求めれば「摂理」に反する
「因果」の因は複合的
「因果」は求めないで、授かる
なぜ悪と理不尽は無くならない?
「真理」無き世界の悲劇
「敵」は無くならない
江戸の日本に学ぶ
「後」ではなく「今」を大切に
正直者がバカをみない真理
なぜ生きる?
旧約聖書の歴史
十戒に真理はあった
十戒と他の宗教の戒律との違い
十戒は全人類に普遍的な教え
脱・旧約聖書に向けて
真の「因縁」を考える
人生は必ず変えられる
あとがきに代えて 最終章 苦と幸せへと続く「三原則」
参考資料
著者略歴
[担当からのコメント]
科学と宗教は水と油のように互いに相容れないと考える方も多いでしょうが、真理を追及するという視点で眺めると、両者は驚くほど似ているということに気づきます。21世紀に真に求められる宗教と科学の姿について、ぜひ本書でじっくりと考える機会を持っていただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
大澤 勇(おおさわ・いさむ)
昭和25年(1950年)5月4日生 71才
深谷市にて生まれ育つ 埼玉県立深谷商業高校卒
昭和48年(1973年)日本大学法学部法律学科卒
卒業後、父の事業の一つであった製パン販売業を受け継ぐ(自身は次男であったため長男の兄が複数の事業を継承)
平成30年(2018年)に閉店し、現在に至る
家族構成 妻と娘二人(既婚)男女の孫が4人
34才の時にこの真理に出会い価値観と人生が一変する
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