著者:池野 洋介
ページ数:122

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突然ですが、あなたは自分の使命に気付いていますか?

気づいているとしたら、その使命は何ですか?

使命とは、簡単に言うと、個人に与えられた役目や勤めのことです。

また、使命はコンテクストごとによっても違ってきます。

会社での使命、家庭での使命、コミニティーでの使命・・・

同じ職場内でも、役職や配属などが変わることで、使命が変わることもあります。

しかし、ここでの使命とは、

人生に与えられた役割(命の使い方)

のことを言います。

自分(あなた)

といった存在が、世の中のために、どんな役割を持って生まれてきて、どう生きるか?

ということです。

このように言うと、途端にスケールが大きく感じられてしまうかもしれません。

自分にはそんな使命なんて無い・・・

そう思われるかもしれません。

でも、難しく考える必要はありません。

誰にでも使命は存在します。

誰もが、自分だけの使命を持って生まれてきています。

使命はすでに持っているものなので、新たに作るものでもありません。

世の中のために、何かしなきゃ!

貢献しなきゃ!

誰かのために役に立たなければ!

このようにして、生まれたものは使命ではありません。

どちらかというと、それは自分自身に課した義務のようなものです。

本章で詳しく説明しますが、

使命とは心をワクワクさせるもの

です。

多くの人は、自分の持っている使命を忘れてしまっています。

それは、使命を大きなものや、特別な人だけに与えられたものだと思い込んでしまっているからです。

そして、多くの場合、使命とは自分にとって当たり前のことです。

当たり前過ぎて、それが使命だということを忘れてしまっているだけです。

人は使命に気づくと、

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