季節を五感で感じる笑顔あふれる学級づくりに役立つ読み聞かせ絵本: 四季折々に読みたい子どもたちに人気の絵本75冊

「読み聞かせをしてみたいけど、どんな絵本が子どもにいいのかわからない」
「本屋さんや図書館に行ったら絵本はたくさんあるけど、多すぎてどれを読んだらいいのか選べない」

こんなお悩みをお持ちの先生方に、絵本の読み聞かせの魅力、力を知っていただきたくて
『笑顔あふれる学級づくりに役立つ読み聞かせ絵本50』
を出版して３か月が経ちました。

反響は大きく、たくさんの先生方に手に取っていただくことができました。

いえ、先生方だけでなく、療育、子どもたちの居場所、保育者を育てる先生方、お母さん。いろんな場面で子どもと関わる立場の方々が手に取ってくださいました。

絵本の読み聞かせへの期待を感じた出版でした。

「年間を通して、この時期にこれを読んだらいいよ、という絵本が知りたいです！」というお声を多数いただき、このたび、読み聞かせ絵本の紹介として、２冊目の本書を出版することにしました。

＊　＊　＊

前作にも書いたのですが、私の読み聞かせ歴は、子どもが生まれて１年ほど経ってからでした。
　本屋さんで「これがいいかなあ」と思う絵本を買っていたのですが、私が子どもの頃と違い、絵本の数が多く、また知らない絵本も多くて、どれがいわゆる「評判のよい絵本」なのか、よくわかりませんでした。

そんなある日、大型書店の一角で、ある出版社さんが、絵本の展示販売をしているのに出合いました。
ずらりと並べられた数々の絵本の表紙に、私はすっかり引き寄せられてしまいました。
それは、セレクトされた30～40冊ほどの絵本がセットになっているものでした。

結局その時に始まって、私はそのセットを次々に買い足していき、家には絵本があふれるほどある状態になったのですが、その大量の絵本から学んだことがありました。その一つは