著者:ASUMOTO
ページ数:41

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賃貸経営をしていく上で、空室対策にお悩みのオーナー様は多いのではないでしょうか。
満足度の高い物件として選ばれ、入居まで結び付けるには、どのように考えていったらいいのでしょうか。
2021年度(2021.4~2022.3)において賃貸物件に入居した人の行動実態や
ニーズを把握することを目的とした賃貸契約者動向調査(首都圏)の結果をみてみましょう。
(SUUMOリサーチセンター調べによる)

その調査結果によりますと、物件のオンラインでの内見のみの実施者が20.6%、
オンライン内見・対面併用者6.8%と前回調査より増加しています。
オンライン内見だけでは、部屋の広さや解放感、設備の質感など捉えずらい部分もあるものの、
今後も増加していくものと思われます。

設備の満足度としては「24時間出せるゴミ置き場」が6年連続1位で、「宅配ボックス」
「非接触キー」「遮音性能の高い窓」の順位が高くなっています。
また、魅力を感じるコンセプト賃貸住宅としては
1位が「防災賃貸住宅」36.3%、
2位は「デザイナーズ賃貸住宅」29.0%、
3位は「子育て世帯向け住宅」22.4%で、ファミリー世帯の過半数が支持しています。

入居者が望む生活環境や設備も年々変わりつつあります。
とはいえ、一番大切なことは安心して住み続けられる事でしょう。
また、災害の多い昨今においては、賃貸住宅にも災害に対する備えを求められています。

賃貸物件は立地条件や、築年数、設備の新旧などによっても家賃価格は変わります。
リフォームやリノベーションによって一時的に空室が埋まったとしても
数年後には、また同じ空室対策に悩むことになります。
キャシュフローに影響が及ぶ大きな投資は難しいものです。

空室対策をどう考えていくか、何をしていくべきなのか、
ヒントを掴んでいただけたらと思います。

目次
安心できる!住める賃貸物件
はじめに
第1章 稼働率を分析しよう
第2章 魅力的な物件とは
1.入居者に喜んでもらうためには
2.入居希望者が重視するポイントは
第3章 設備の充実
1.ネット無料で使用できる
2.モニター付きオートロック
3.宅配ボックスの設置
4.管理会社の迅速な入居者対応
第4章 賃貸経営がうまくいくポイント
1.立地と間取り
2.質の良い管理会社を選ぶ
第5章 管理委託契約について
1.管理委任契約
2.サブリース契約
3.選ぶべき管理会社
4.そのほかの付帯設備
5.室内修繕・全体改修工事
終わりに

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