【無料で読める】うちの子発達障がい？と感じた時に知りたいすべて(幼児期編): お金は？学校は？診断は受ける？幼稚園探しはどこを見る？初めに知りたい情報おしえます

　この本を読めば、幼児期に子どもが発達障がいかも？と思った時に具体的にどう動けば、子どもが才能を伸ばして育っていくのかがわかります。結果的に発達障がいでなかったとしても、健常児の子育てにも役立つ情報があります。ギフテッドでも発達障がいでも有効な方法です。
　ここにたどり着いた方には、絶望的な気持ちで情報を検索している方も多いかもしれません。しかし、発達障がいというのは子どもの特徴の一つであって全てではありません。特性を上手く伸ばせば素晴らしい才能を発揮できます。これからの時代はオールマイティよりも特技を生かす時代です。また、発達障がいは、私は遺伝が多いと考えています。子どもの父親、もしくはご自身も発達障がいかもしれません。ただ、時代が時代なだけに注目されず放置されただけです。子どもの受診に行って、自分自身も発達障がいだと気づき診断を受ける人もいます。
　私は、自分が発達障がいの概念がある時代に生まれていれば、もっと楽に生きられたのにといつも思います。今の段階で発達障がいに気づけたということは、大きなアドバンテージです。
　うちの三姉妹は、「障害者だと知っていたらうちでは受け入れなかったのに」「この障がいはうちでは手に負えないので研究機関に行ってほしい」という言葉を何度か言われていますし、多動のため給食を勝手に減らされていました。児童デイすらも先方からやめてほしいといわれました。
　しかし、子どもの特性と向き合って苦手を気にせず得意を伸ばしていったところ、全員がそれぞれの分野のコンテストで最優秀賞を取っています。毎月誰かが地元の新聞に載っています。もちろん、子どもは生まれてきただけで満点です。それでも、日々心無い言葉に晒されることが多いため客観的な評価は自己肯定感を高めるのに非常に役に立ちました。今は三人とも生き生きと逞しく育っています。特性を受け入れて向き合えば明るい未来が待っています。どうぞ、明るい気持ちで読み進めていっていただけると幸いです。