著者:なな
ページ数:84
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令和3年の社会保険労務士(以後、社労士)試験の合格者です。
医療機器の営業職と、病院で臨床検査技師の仕事をしていた経験があります。
仕事を退職し、第一子妊娠中の2021年4月より試験勉強を始めました。
その4ヶ月後の8月に社労士試験を受験し、10月に合格通知をいただきました。
この原稿を執筆している現在(2023年1月)は息子も1歳を迎え、来月からは新たに社労士事務所で働く予定をしております。
実は2022年の年末、右腕を骨折してしまいパソコン作業がほとんどできなくなってしまいました。
せっかくの再就職までの限られた時間にパソコンを使わずにスマホでできることをしたいと考えた結果、業界未経験で4ヶ月間で社労士に合格したことについてかねてから反響をもらうことも多く、自分の受験記について書き記してみようと
Kindle本の出版を決意しました。
期限は20日間。
この本をみなさまが読んでくださっているときには、私は社労士としての新たな一歩を踏み出しているでしょう。
その時にはまだ右腕の骨折も治っていないと思いますが、本書という新しい武器を持って仕事に邁進していきたいと思っています。
私は社労士試験の受験生時代は専業主婦をしていたので、家事以外の時間は試験勉強にあてられる有利な立場でした。
とはいえ妊娠中で勉強に100%向き合えないときもありました。
短期間で試験に合格できた理由については、シンプルに次の3つのことを意識したからだと考えています。
① いろんな合格者体験談を参考に勉強計画を立て、随時計画の見直しを行った。
② 自分の勉強方法を信じて最後までやり抜いた。
③ 最初から最後まで基礎を固め続けた。
社労士試験は申し込み約5万人に対して受験者は約4万人。
実は、約1万人も受けない試験なんです。
だから、「最後まで勉強を進められるだけでもすごい!」と自分に言い聞かせ、独学でやってきました。
「毎日使える時間がたくさんあったから合格できたんでしょう」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
でも、諦めないで欲しいのです。
私は社労士とは別に、産後5ヶ月、8ヶ月のときにFP3級、2級に合格しました。
受験票が手元に届いてからのわずか2〜3週間の勉強時間でした。
育児、家事、仕事があるとスキマ時間しか取れないということもよくわかります。
しかし、スキマ時間しか取れなくてもしっかりと戦略を立て勉強を継続できれば、社労士試験の合格は可能だと思っています。
なお、 本書は各章各節で完結するように書いています。
スマホで読みやすいように改行は多めにしていますので、他の媒体で読まれる方は読みにくいと感じられる可能性があることをご理解ください。
みなさまの貴重な時間を無駄にはしたくありませんので、興味のある箇所からお読みください。
また、Kindle本のメリットを活かし可能な限り本文や脚注にリンクを貼りましたのでご活用下さい。
本書が少しでもあなたのお役に立ちましたら嬉しいです。
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【目次】
◆はじめに◆
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