著者:特定社労士受験研究会
ページ数:299
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「義を見てせざるは勇無きなり」
社会保険労務士は士業(サムライ業)です。
サムライである以上、ときには法律という武器で相手と戦わねばなりません。自分を頼る法律的弱者のために。社会のために。
紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)は、合格者に紛争解決のための代理権を付与する。クライアントの人生にも関わる重要な法律家登用試験です。
当研究会は、みなさんの合格をサポートしていきたいと強く願います。
もちろん、試験は単なる「手段」。むしろ、合格後を考えていただきたいのです。
法律家として、自分はどうあるべきか。労働分野における法的サービスの供給主体の質量ともに不足している現状において、権利の保護が満足に受けられず、個人の尊厳が必ずしも尊ばれない社会をどう変えていけるか。
社労士が4万人、弁護士が4万人も存在する現代においてさえ、時に、働く者の人権が尊ばれず、経営者を泣かせる不条理がはびこり、未だ、「三方良し」の社会が築かれていないのはなぜか。
現状を変えていくためにも、変革の担い手となる読者(あなた)に、まずは紛争解決手続代理業務試験に合格していただかなければなりません。
本書は、合格のための道標となることを目指しています。
本書を手に取ってくださったことに感謝申し上げます。
そして、本書が必ず、読者(あなた)のお役に立つものであることをここに約束いたします。
「武士は食わねど高楊枝(たかようじ)」
社会保険労務士は士業(サムライ業)です。
サムライである以上、ときには自らの利益を横において義のために戦わねばならないこともあります。
だからこそ、紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)には、試験科目に「倫理」問題を課しています。何よりも、高い職業倫理が必要とされます。それこそが法律家を法律家たらしめる所以だからです。
まさに「ノブレス・オブリージュ」であり、「高貴な鷹の精神」が必要とされるのです。
本書は、倫理問題を素材にした、過去問を検討するゼミナールです。
実際の過去問を題材に、「考え方」を提示することにより、いかなる問題にも対応できるような実力を養成し、読者を合格へと導くことをその使命としています。
倫理問題にはその特性上、どう考えてもある結論を導くことが倫理的に妥当な問題も存在しますが、その場合にはなぜそう考えるべきなのかを丁寧に叙述するようにしています。
本書が、諸氏の飛躍の一助となることを願ってやみません。
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