著者:岳 邑二
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今回改訂の主な狙いは二つ。
先ず、薩長閥の復活で始まった大正時代の格差拡大社会の実態。
大正デモクラシー下での「労働組合潰しへの裏社会ヤクザと政治家」・「普通選挙を控えての政党のカネ稼ぎ
『政財癒着』」など、普段、学校では教えない、教えようのない記事を整理・加筆。
二つ目に、戦後生活の視覚化。
敗戦後の「民間給与・GDP・消費者物価の推移(1949~2022年)」の一覧表を追記。
敗戦以来の「飢餓の時代」に始まる「団塊の世代」と「その親世代」の生々しい暮らしぶりと戦後日本社会の光と影。
さて、上巻は「令和・平成・昭和・大正・明治」、2022年5月18日から明治の始まりが対象、その間の主要・
特異な出来事の抄録集。
「5月18日から」としたのは「フィンランドのNATOへの加盟申請」で「(第二次世界大戦での)戦後が終わっ た」と考えたからです。
下巻と同様、各時代の冒頭には、各時代の「あらまし」を、また、歴史を考えるうえで「インデックス」が便利・有用なことから「時代区分による検索目次(時代目次)」と「日本・世界の検索目次(項目索引)」を抄録・調製しました。
この年表は「結果無価値」の観点からの年表。
現代(結果)から因果・原因を考えようとの試み。
小説家はその間に「ドラマ」・「意外」を知り、「何か」を獲て、それを想像力で展開、読み物にします。
一方、独裁・専制国の政治家ら、自己の保身に「過去」を利用。
歴史のねつ造・虚飾、対外工作が独裁国などの「外交」「外交官」。
外交は、優雅・華やかなサロンの場などではありません。
権謀術策が渦巻く、国力をかけての駆け引きの場。
外交は「表向き血を流さない戦争」、戦争は「政治手段の一つ」。
詭弁と暴力で固められた「危うい世界」の姿が外交。
その「必然」のところを年表でみて下さい。
今、核兵器使用への危険が公然化、使用のハードルが下がろうとしています。
人類史が終わる瀬戸際かもしれません。
理性と人性を発揮し、世界の平和が実現することを願っています。
現代と関連する過去との因果を知り、教訓を明日に活かすことが
「歴史を学ぶ」意味と思っています。
この年表の上巻・下巻、それに「明快 歴史読本」が「(岳の)歴史三部作」。
大部のものとなりました。
著者の能力不足から、これらには、記事の誤りなどが多々あろうかと危惧しています。
今後も、これらを見直し、誤りなどを適宜補正しますことを、予め、お断りいたします。
令和5年1月
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