著者:鈴木 章史
ページ数:628
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「最近知り合いが何かあるたびにChromebookはいいぞって言うんです。正直鬱陶しいんですが、適当にあしらってると、調子に乗って聞いてもいないこと語り出すので、とりあえず多少でも知識持っておけば追い払えるかな、と思って。」
「2020年に学校におけるプログラミング教育が義務化されるじゃないですか。最近日本でも、既にアメリカの教育市場で約6割のシェアを持っているChromebookが少し話題になってきてますよね。まぁ正直日本じゃ大して売れないと思うんですが。ただ、折角だし一応知っておこうかな、と。」
「私の知り合いのおじさんが買って下さい、ってうるさいので付き合いで。」
理由は様々だと思います。ただ、もし「Chromebookって何?」という純粋な興味と関心からAmazonで本を検索してみたら、参考になりそうなものがほとんどなくて、たまたまこの本が見つかった、という方。
ごめんなさい。恐らくあまりお役に立てないと思います。
あなたも覚えがありませんか?自分の趣味の世界に家族や友人が興味を持ってくれたとき、止せば良いのに聞かれてもいないことまで延々と話し続けて、挙げ句「あれにするべき」「これはダメ」「それ違う」「選ぶならこれ」とか断言までしちゃって、相手に引かれてしまうこと。
この本は、まさにそんな内容です。
今回、この本を「アカウントを持って街へ出よう。」と名付けました。私の中ではこのChromebookというモデルは、従来のPCとは違った身軽さと気軽さと手軽さという「軽さ」を感じさせてくれた不思議なPCです。いや、この後の本文でも触れますが、私の中では、外側のノートパソコンの形をしたものは本体ではなくて、仮の箱。本体はアカウントそのものにあるとすら思っています。
って、ほら、いきなり始まっちゃいましたね。
いますよね。こういう周りのペースお構いなしに一人だけ突進しちゃう人。
そんな人が想いと勢いだけで書いた、「ねぇねぇ、聞いてよ」という愛情の塊みたいなものが本書です。暑苦しいですね。こういう人との付き合いは本の上だけにした方が多くの人は幸せに過ごせるかもしれません。
ただ、Chromebook自体は決して暑苦しくも鬱陶しくも怖くも難しくもありません。
一人の人間をここまでワクワクさせ、また色々な人との出逢いをもたらしてくれた、素敵な相棒のようなものです。
人は、たかだか数万円の電子機器にここまで熱くなれるんだ。
あなたが何か愛情を感じたくなったとき、ぜひこの本を思い出して目を通してみて下さい。
そして、このPCに何か興味を持たれたら、お店でちょっと触れるだけでなく、ぜひ買って持ち帰って、試してみて下さい。もちろん近くになければネットでも構いません。
もしかしたらあなたには合わないかもしれません。
また、例え気に入ったとしても、別に私のような付合い方をする必要もありません。
好きに、気軽に楽しんで下さい。何故なら、先ほども触れましたが、Chromebookは、
“身軽さと気軽さと手軽さという軽さを感じさせてくれる相棒”
だからです。そして、この本を読み終えた時、この本で伝えたいと思っている「アカウントを持って街へ出ようよ」という気持ちが少しでも伝わればいいな、と思っています。
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