著者:海里龍馬
ページ数:75
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日本に野球が伝来して1世紀半。日本の野球関連書籍史上初の「日米野球監督通史」がついに登場!
第15巻は鶴岡一人(南海)、三原脩(巨人、西鉄、大洋、近鉄、ヤクルト)、水原茂(巨人、東映、中日)の「戦後三大監督」第2回。2リーグ分裂後、鶴岡は南海、三原は巨人と決別して西鉄、水原は巨人の指揮官として、1950年代のプロ野球において中心的な存在となる。1951年からは巨人と南海が日本シリーズで3年連続対決、1954年には三原が西鉄で悲願の初ペナントを獲得。1956年、宿命のライヴァル三原と水原がついに日本一の座をかけて頂上決戦へ。そして38勝の杉浦忠、テスト生から這い上がって主砲の座に就いた野村克也らを擁した鶴岡南海が、1959年、ついに水原率いる巨人の牙城を崩す!
【主な内容】
第5章・日米野球界「爛熟期」の監督たち(1950~70年代) .
1.「戦後三大監督 戦後三大監督 戦後三大監督 」
鶴岡 一人・三原 脩・水原 茂の“功罪 ”②
・監督評価ポイントに見る「三大監督」の実力
・「継投策」の元祖/南海の「チームカラー」を二度作った鶴岡
・「ビッグイニング野球」を追求し続けた三原
・鶴岡一人 略年譜②
・三原脩 略年譜②
・水原茂 略年譜②
【著者】海里龍馬(かいり・りょうま)
生年月日・出身地非公表。地球市民。
日本大学芸術学部演劇学科卒(心情的中退者)。編集プロダクション、出版社に勤務して雑誌編集者、取材記者を務めたあとフリーランスとなり、現在は野球史研究者、ノンフィクション作家、小説家。
「野球文明研究所」の設立・運営に参加し、「野球文明叢書」編集委員を務めている。
2019年は世界初のプロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」が誕生して150年。
このチームをプレイングマネジャーとして率いたハリー・ライトは初の「プロ野球監督」であり、2019年は「プロ野球監督誕生150年」の年でもある。
日本のスポーツ指導者のなかでもプロ野球監督の注目度や地位は他の競技と比較にならないくらい高く、書店の書棚には野村克也、星野仙一、落合博満など監督として成功を収めた野球人たちの著書が並べられている。
だが、これほどまで注目を集める「野球監督」が、いつ、どこで、どのようにして生まれ、これまでどのようか人物がどんなチームを率いて、どんな選手を育ててきたかを記した「通史」は、野球が明治維新の到来とほぼ時を同じくして日本に伝来して以来、出版されてきた形跡がない。
ハリー・ライトが初めて「プロ野球監督」になってから現在まで、コニー・マック、ジョン・マグロウ、ミラー・ハギンス、ジョー・マッカーシー、レオ・デュローシャー、ウォルター・オルストン、ケイシー・ステンゲル、アル・ウィーヴァー、スパーキー・アンダーソン、ビリー・マーティン、トミー・ラソーダ、ボビー・コックス、ジョー・トーリ、トニー・ラルーサ、藤本定義、鶴岡一人、三原脩、水原茂、川上哲治、西本幸雄、上田利治、広岡達朗、古葉竹識、森祇晶、長嶋茂雄、王貞治、野村克也、星野仙一、落合博満、栗山英樹、工藤公康など、1世紀半の間メジャーリーグや日本プロ野球に登場した監督たちはいかに球史に足跡を残し、時代を変えてきたのか?
監督の実力を測る新たな指標「監督評価ポイント」を駆使して、「野球監督の150年」を語りつくす史上初の野球監督通史「野球監督 日米150年史」シリーズは毎週金曜日に刊行!
シリーズ一覧
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