著者:海里龍馬
ページ数:79

¥99¥0

“If you read it, They will come.”(これを読めば、彼らはやって来る)

日本に野球が伝来して1世紀半。日本の野球関連書籍史上初の「日米野球監督通史」がついに登場!

第16巻は鶴岡一人(南海)、三原脩(巨人、西鉄、大洋、近鉄、ヤクルト)、水原茂(巨人、東映、中日)の「戦後三大監督」第3回。1960年、三原脩は前年まで6年連続最下位に大洋ホエールズ監督に就任すると、用兵と作戦の妙で弱小チームを生まれ変わらせ、初のリーグ優勝と日本一に導く。三原に敗れた水原は巨人を退団し東映フライヤーズの監督に就任。1962年、浪商を2年で中退した「怪童」尾崎行雄や張本勲らの活躍を引き出して初優勝と日本一をもたらす。鶴岡は1961年のシリーズを落としたあと、翌年序盤の連敗で一時休養に追い込まれるが復帰し、1964年には3年ぶりのリーグ優勝と二度目の日本一に。だが三人の名将のもとで稲尾和久、藤田元司、杉浦忠らのエースに過度な登板のため短期間で投手生命を燃やし尽くしている。やがて新たな時代の到来とともに、「戦後三大監督」の時代は終わりを告げる。

【主な内容】
第5章・日米野球界「爛熟期」の監督たち(1950~70年代) .
1.「戦後三大監督 戦後三大監督 戦後三大監督 」
鶴岡 一人・三原 脩・水原 茂の“功罪 ”③
・水原の「栄光と悲哀」
・三大監督の「功罪」
・鶴岡一人 略年譜③
・三原脩 略年譜③
・水原茂 略年譜③

【著者】海里龍馬(かいり・りょうま)
生年月日・出身地非公表。地球市民。
日本大学芸術学部演劇学科卒(心情的中退者)。編集プロダクション、出版社に勤務して雑誌編集者、取材記者を務めたあとフリーランスとなり、現在は野球史研究者、ノンフィクション作家、小説家。
「野球文明研究所」の設立・運営に参加し、「野球文明叢書」編集委員を務めている。

2019年は世界初のプロ野球チーム「シンシナティ・レッドストッキングス」が誕生して150年。

このチームをプレイングマネジャーとして率いたハリー・ライトは初の「プロ野球監督」であり、2019年は「プロ野球監督誕生150年」の年でもある。

日本のスポーツ指導者のなかでもプロ野球監督の注目度や地位は他の競技と比較にならないくらい高く、書店の書棚には野村克也、星野仙一、落合博満など監督として成功を収めた野球人たちの著書が並べられている。

だが、これほどまで注目を集める「野球監督」が、いつ、どこで、どのようにして生まれ、これまでどのようか人物がどんなチームを率いて、どんな選手を育ててきたかを記した「通史」は、野球が明治維新の到来とほぼ時を同じくして日本に伝来して以来、出版されてきた形跡がない。

ハリー・ライトが初めて「プロ野球監督」になってから現在まで、コニー・マック、ジョン・マグロウ、ミラー・ハギンス、ジョー・マッカーシー、レオ・デュローシャー、ウォルター・オルストン、ケイシー・ステンゲル、アル・ウィーヴァー、スパーキー・アンダーソン、ビリー・マーティン、トミー・ラソーダ、ボビー・コックス、ジョー・トーリ、トニー・ラルーサ、藤本定義、鶴岡一人、三原脩、水原茂、川上哲治、西本幸雄、上田利治、広岡達朗、古葉竹識、森祇晶、長嶋茂雄、王貞治、野村克也、星野仙一、落合博満、栗山英樹、工藤公康など、1世紀半の間メジャーリーグや日本プロ野球に登場した監督たちはいかに球史に足跡を残し、時代を変えてきたのか?

監督の実力を測る新たな指標「監督評価ポイント」を駆使して、「野球監督の150年」を語りつくす史上初の野球監督通史「野球監督 日米150年史」シリーズは毎週金曜日に刊行!

シリーズ一覧

 

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