著者:甲斐武
ページ数:97

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はじめにの部分から内容紹介。

「株式投資羅針盤の2019年7月版」です。

個人投資家の銘柄発掘のお手伝いのための本としてほぼ毎月初めに出版しています。
この「2019年7月版」は2019年6月28日(金曜日)までのマーケットを見て書き始めましたが、出版までに新しいニュースが出てくればできるだけ反映させるようにしました。

「人生100年の計はやはり株式」
人生100年という認識が広まってきています。
と同時に老後のお金の心配も大きくなってきています。
金融庁の審議会の報告書(いわゆる老後2000万円報告書)では20代~50代までの人たちの老後不安の第一は「お金」となっています。

不足すれば作るしかないのですが、一番いいのが株式を対象とする投資商品の積立となるでしょう。
米国NYダウはこの40年で500ドルから50倍以上の26000ドル台。
かたや日経平均株価は同じ40年で5000円が4倍強の21000円台と見劣りがしますが、今後を考えれば、内外株式への投資は高いリターンを得られるものと信じます。

この本では中長期的な視点で銘柄(日本株オンリーですが)を選んでいます。
掲載銘柄であっても株価がすぐ値上がりするというものばかりではありませんのであらかじめご了承ください。

独自のビジネスモデルで成長を続ける企業の株価は基本的に右肩上がりを続ける傾向が強く、このような銘柄を中心に掲載する姿勢を続けています。

オンリーワンもしくはダントツ企業の株式への注目を続けなくてはいけないと思います。
実際このような企業はいわゆる「テンバガー株(10倍株)」になる期待も大きいと考えています。
またそういう銘柄の押し目局面は絶好の投資タイミングであると考えます。

この本では良いものは良いということを重視して、できるだけ短期指向に陥らないような銘柄選定を心掛けています。
なおもともと掲載銘柄選定は中・長期指向ということではありますが、短期での成果もまた良しとするものです。

この2019年7月版に掲載した銘柄数は36銘柄です。

なお巻末に東洋経済新報社の「会社四季報2019年第2集夏号」より選定した銘柄を掲載しています。

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