著者:笹原 捷夫
ページ数:246

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[商品について]
―木曜島の人達は、サメがいようがワニがいようがどんどん海に飛び込んで海老やら海亀を捕まえる・・・らしい―
ダイビングができて、南洋の孤島での生活に耐えられるタフな学生を求む――。学生最後の年、日豪合弁の真珠会社の募集に応募し、無事採用となった「私」は、サーズデイ・アイランド(木曜島)の新しい事業所で潜水作業をするために、オーストラリアへと旅立つ。心ではニッコリ笑顔で飛行機に乗り込んだものの、一人旅に加え、この先の不安とプロペラの音で寝不足の初フライトを終えたと思ったら、研修地のクリベイへの出航地ブルームで、蚊帳の目をくぐり抜けて一晩中襲ってくるサンフライ(ぶよ)に悩まされ、まさかの二晩連続睡眠不足に。人間を一飲みにする巨大な魚・グローバや巨体で狂暴なイリエワニ、刺された子供が死ぬこともあるクラゲ、とにかく多いサメなど、美しい珊瑚礁と熱帯の魚の中でダイビングが出来ると浮かれた心に全く予想外の話を聞かされ、「木曜島で潜水作業やるらしいけど、魚の餌になるなよ」という冗談も、冗談に聞こえない。果たして、木曜島ではどんな生活が待っているのか――?
オーストラリアで10年にわたり南洋真珠作りの生活をしていた著者が、楽しかったことや怖かったこと、懐かしいアイランダーなど、思い出されるたくさんの出来事を、郷愁と親愛の念を込めて綴った抱腹絶倒の青春滞在記。

[目次]
はじめに
第一章 クリベイ
(一)オーストラリアへ
(二) ブルームにて
(三) 初航海、真珠貝採集漁場へ
(四) 初航海、クリベイへ
(五) クリベイ到着
(六) ブルームでの休暇
第二章 木曜島
(一) 木曜島へ転勤の旅
(二) 木曜島とここに住む人達
(三) 真珠作りとダイビング
(四) 遊びのダイビング
(五) アラフラ海で見た魚達
(六) 木曜島の果物
(七) 木曜島の産業、娯楽
(八) 木曜島のお祭り
(九) ア ウォルシング マチルダの国
(十)「渡り」をする生き物達
(十一) 猟・狩り
(十二) 木曜島のその他の生き物達
(十三) その他
第三章 ノッカーベイ
(一) ノッカーベイへ
(二) ノッカーベイの風物
(三) アーネムランドに住む人達
(四) ノッカーベイで見た魚達
(五) ダーウィン寸見
(六) ノッカーベイでの真珠作り
著者略歴

[出版社からのコメント]
「世界は広い」とはよく言われますが、本書を読んでいると「世界はタフである」という言葉が思い浮かびます。タフな環境でタフな人たちと暮らす生活は、まるで濃縮還元されたような「生」に満ちています。地球を感じるオーストラリアの海と大地、強く個性的な生きものたち、そこで暮らす人々の生活と文化、そして真珠作りという仕事、様々な要素が詰まったこの滞在記をぜひ楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者プロフィール]
笹原 捷夫(ささはら・はやお)
1961年 日豪合弁真珠会社に入社。
1970年 同社退社。
1970年 タイヤメーカー関連会社に入社。
    (1989~1992年、同社ダイビング事業部の西伊豆事業所に勤務)
1995年 同社退社。

趣味 模型帆船作り、帆船の写真から寸法取りをして一年近くかけて作ります。

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