【無料で読める】ＦＸで勝つための通貨ペアの選択と運用法

ＦＸ投資の世界には、個人投資家が多数、存在しています。
その個人投資家に比べて、機関投資家などは、企業に所属しているトレーダーが、
市場にてトレードを行っているので、その企業単位での投資手法などがトレードに表れるのですが、
個人投資家の場合は、投資戦略が人それぞれバラバラです。
十人十色の戦略があるという事ですね。
スキャルピングなどの手法を採用し、一秒単位で利益をあげている個人投資家も、一度エントリーをすると、
どっしりと腰を据えてスイングやロングで一撃必殺の利益をあげている投資家もいるのです。
スキャルやロングなどで利益をあげる方法以外にも、経済ニュースをもとに投資戦略を組み立てるマクロ経済戦略、
時間足表示を頻繁に変更して投資を行うチャート戦略など多岐に渡ります。
細かい戦略以外にも、どの通貨ペアで取引を行うかという大枠の部分も自分で考えないといけません。
ＦＸ投資で利益をあげるならば、こういった取引手法、通貨ペア選択などと、数ある戦略の中で、
自分の投資環境における適切な戦略を採用し、ＦＸ相場で戦っていかないといけないわけなのですが、
数が多いと、どれを選択していいか分かりませんよね。
この状況下で一番怖いのが、戦略の基礎部分を学ばずに、何となくの感覚でトレードする事です。
前に、このトレード手法で上手くいったから。という理由でトレードを続けていても、
相場というものは一秒ごとに変化していくものです。
前、上手くいったトレードの相場背景と、今、エントリーしようとしている相場背景が全く同じという事は滅多にないですから、
一つの相場感覚だけで戦っても、感覚と相場の乖離が大きい場合に、
大損をして一発退場を喰らうほどの敗北をしてしまう可能性が高いんですね。
なので、自分の中で核となる論理的な戦略を持ち、その戦略を軸に、相場状況に応じて柔軟な選択をする事が、
ＦＸ相場において安定的に利益をあげるポイントでもあります。
相場が荒れ相場になっても、自分の中の核でその相場を見つめ、攻めるべきか守るべきか判断するという事です。
ただ、チャート技術を一から学ぶとなっても、一日中、チャートを見続ける事が不可能な方であれば、そもそもチャートトレードに向いていません。
４時間チャート足や、一日チャート足をトレードの基準にするのであれば、チャートトレードも可能でしょうが、
無理やりチャートトレードをするよりは、他のトレード手法を選択した方がいい事は明確です。
では、通貨ペアを複数選択する事で、収益性、リスク管理、相場適応の全てを賄ってしまうというのはどうでしょうか？
通貨ペアにはそれぞれ特性があり、リスク相場になれば収益性が高まる通貨ペアや、
デイトレードに向いている通貨ペアなどの特性を上手く組み立てれば、複数の効果を生み出せる事ができます。
チャートを気にして一つの通貨ペアで取引するよりも、チャートを見る時間を各国の情報収集に使い、
どんな通貨ペアでも一定量の情報を得ておく事で免疫を作る。
そして、自分が取引を行う際に複数の通貨ペアの中から、相場に適応する通貨ペアをピックアップし、収益性の確保とリスクケアを行う。
この方法であれば、チャートを長時間見続ける必要はなく、通貨ペアの選択という戦略だけで、複数の効果を得る事ができます。
特に副業としてＦＸをやっている方にお勧めですかね。
なので今回は、各通貨ペアの特性紹介と、現況の適切な通貨ペア選択について述べていきたいと思います。
目次
＜第１章　ドル円からのスタート。ドルパワーは裏切らない＞
＜第２章　ユーロはＥＵの連帯保証人＞
＜第３章　ポンドから逃げるな！初心者でも参入できる＞
＜第４章　成長が見込まれる新興国通貨　未来の大国に投資＞
＜終章　木を見て森を見ず　しっかり森から考えよう＞