著者:Vernaccia
ページ数:15

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「外部仕様書の書き方が分かりません」このような質問を受けたときは、次のように説明します。「商品を買ったら取扱説明書が付属しています。それを読めば組み立て方法や、使い方や、注意点が分かります。ソフトウェアも取扱説明書が付属しています。その取扱説明書こそが外部仕様書です」筆者は大学卒業後、家電メーカーにて20年以上に渡り、ソフトウェアの開発に従事しています。組み込み系やPCアプリの開発を行っており、実際の製品開発で多く外部仕様書を作成してきました。これまでの経験から、外部仕様書としては、シンプルにこれくらい書いておけば通用するだろうという、筆者なりの目次や内容が定式化されてきました。本書では架空の開発例を題材にして、その書き方を紹介します。X社向けのプロジェクトYにおいて、仮想の車を走行させるソフトウェアを開発することになりました。仮想の車(デバイス)を制御するDeviceDriverは既に開発されています。UserInterfaceも既に開発されており、[前進]、[後退]、[5km/h]、[10km/h]の4つのボタンがあります。例えば、[前進]ボタンを押して、[10km/h]ボタンを押すと、車は10km/hで前進する仕様です。あなたは、このソフトウェアのミドルウェアの部分を開発することになり、その外部仕様書を書くことになりました。では見ていきましょう。
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