【無料で読める】思春期の子どもと親が輝く７つのルール: 我が子の最大の応援団になろう

はじめに

第1章　私の子育ての黒歴史を全てお話しします！

第2章　それって本当に子どものため？
　　　
第3章　持って生まれた気質が思い込みを作る⁉︎
　　 1.人間にとっての「ハード」と「ソフト」は？
　　　　2.価値観が変わりにくいその理由
3.プログラムは変えられるのか
4.意識と無意識
　　　
第4章　今どきの高校生の自尊感情はどうなの？
1.セルフイメージが能力を左右する
　　　　2.自己肯定感が大切な理由
3.子どもの自己肯定感を決定するもの

第５章　子どもが輝くための7つのルール
　　　【ルール１】子どもは他人であると知る
　　　【ルール２】他の子と比べない
　　　【ルール３】埋もれているリソースに気づく
　　　【ルール４】「子どもの関心事」に関心を寄せる
　　　【ルール５】「根拠のない自信」を持たせる
　　　【ルール６】先回りをしない
　　　【ルール７】心配せずに信頼する

第６章　輝いた実例
　　　　　1. 釣り好きから日本ブラックバス協会トップ50に
2. 不登校を克服、YouTuberに
3. 物を壊す時期もあったけど、親子とも成長する機会に

おわりに

はじめに

今この本を手に取ってくれている方は思春期のお子さんをお持ちの親御さんでしょうか？あるいは子育てに関わる大人の方でしょうか？

子どもが生まれると、「あぁなんて可愛い！」という感情とともに、「こんな子に育ってほしい」という願いを心に秘めながら、毎日大変な子育てと向き合ってきたのではないでしょうか。

可愛い子ども達も、やがて小学校高学年くらいになると自我が確立され、オタマジャクシがカエルへと変化を遂げるように人間として成長していきます。この時期から親は子どもへの接し方をガラリと変える必要があります。それは大人になる第一歩を踏み出しているからです。反抗期も始まり、親が何を言っても反発するばかりで手を焼いている親御さんもいることでしょう。そう、それが正常です。やがて大人になって自分の力で生きてゆくのですから、自由に自分の力を信じて選択し、行動してみたいのです。

私は高等学校で30年以上にわたり、教科を教えながら生徒たちと向き合って来ました。その経験から、生徒がその子らしくキラキラ輝くには親御さんの接し方が重要だなぁと感じています。

また、母親は心配する生き物だということも知っています。これも自分の経験から（笑）
それではこれまでの私の黒歴史をお話ししておかなくてはなりませんね。