著者:鈴木 教平(合同会社むすびて)
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最近、にわかに注目度を増しているボロ戸建投資。築年数が経過し、状態も悪くなってしまった格安の戸建物件を購入し、修繕やリノベーションを行ったうえで賃貸することで高い利回りを狙うという投資手法で、新車を購入できる程度の現金さえあれば融資を受けなくても始められるハードルの低さが魅力です。

筆者は2017年からボロ戸建で不動産投資デビューし、2021年3月時点でこれまで6戸のボロ戸建を取得、賃貸・売却を経験してきました。現在保有する4戸の表面利回りは平均で約31%。そこから様々な経費を除いた純利回りでも、通常の金融商品などでは実現できない水準で賃貸経営できています。積極的な拡大は考えておらず、事業規模は決して大きいわけではありませんが、毎月副業としては十分な金額の利益とキャッシュフローを確保できており、家計の安定化に役立っています。これまでに購入した最も高額な物件でも200万円程度なので、いかにボロ戸建投資が少ない資金でチャレンジできるかがお分かり頂けるかと思います。

しかし、ボロ戸建投資は少額から簡単に始められ、高利回りも狙える一方、リスクは少なくありませんし、大きく稼げる手法でもありません。本書では、ボロ戸建投資のメリットや始めるための具体的なノウハウはもちろん、マイナス面についてもしっかりと触れ、冷静にボロ戸建投資を始めるかどうかを検討できる構成になっています。世間にはボロ戸建投資で金持ちになることを謳う書籍や大家さんも見られますが、本書は属性が悪く融資も付きづらい庶民の筆者が現実的な立場で正直に執筆したものです。

これから不動産投資デビューに踏み切りたい方はもちろん、すでに投資を行っている大家さんでボロ戸建投資にもチャレンジしてみたい方、相続した空き家を持て余してしまっている方など、ぜひ本書をご参考にボロ戸建投資についての知見を広げて頂ければ幸いです。泥臭いことも多い投資手法ですが、反面工夫の余地が大きく楽しいので、関心のある方は読み進めてみてください。

※本書は合同会社むすびてブログ上で公開した記事を加筆修正したものです。

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