著者:山田 義範
ページ数:111

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[商品について]
―いつだって犬は、人の側で生きることの大切さを教えてくれる―
長年暮らした共同住宅から一戸建ての家に住み替えたある日、小学二年の次女が学校帰りに見つけた「子犬をあげます」という電信柱の張り紙。それが活発で天衣無縫な子犬・太郎との出会い、そして3代に続く愛すべき犬たちとの生活の始まりだった――。子どもの成長を支えながらも最後は行方知れずとなってしまった初代太郎、はじめてペットショップで買った人見知りの次男坊・二代目竜太、飼い主に捨てられたトラウマを乗り越えて家族に馴染んだビー玉ような目の現・三代目幸介の3匹の犬たちとの出会いと別れを、優しい眼差しで綴った少し切なく心あたたまる愛犬三代記。

[目次]
初代 天衣無縫の太郎
二代目、孤高の犬 竜太
されど子犬よ
えらいぞちび助
光栄の至り
ぼくのせいじゃないよ
本能を磨く
友達ができた
夜の恋人めぐり
単なる茶飲み友達?
竜太失踪
忍び寄る老い
三代目 捨て犬幸介
功徳を施す
不器量が故に
「一宿一飯」どころか
置いてき放り恐怖症
神主の家に居候
移動カラオケ車
雷雨予報士補
老いの蔭り
著者略歴

[担当からのコメント]
生きものを飼っていると、いつかは必ず別れの瞬間が訪れます。特に純粋な好意と信頼を寄せる犬との別れは、多くの飼い主にとって辛い経験となります。それでもまた犬を飼いたくなる、その気持ちは飼い主のわがままではなく、家族の中にいる犬という存在の大きさ、そして犬が家族に与えてくれたかけがえのない大切な時間がそうさせるのだろうと思います。本書の中には、そんな時間が詰まっています。犬好きの方もそうでないかたも、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
山田 義範(やまだ・よしのり)

1935年東京都生まれ杉並区在住銀行員を経て
1990年(社)日本随筆家協会(現在解散)会員
1995年(有)高遠書房設立に参画し季刊誌「文章歩道」に執筆(筆名矢又由典)傍ら同誌の編集業務に携わり現在に至る
2010年季刊誌「ぺんぷらざ」同人

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