著者:とーたそ
ページ数:25

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内容について
 放課後児童支援員のしごとについて、様々な価値観があり、「保育に正解はない」と言われている。
 確かに模範解答は無いが、不正解はあると思っている。
 何よりも目の前の子どもの安全・安心・愛される権利・健やかに育つ権利など、大人に侵害されてはいけないことが山積みだ。
 しかし、意外にも「こういう関わりをすると子どもは辛い思いをしてしまったり、大事にされていないと感じてしまうよ」といったことを理解せず保育に当たっている支援員も少なからず存在している。
 そういった人ほど研修を受けたり自己研鑽への必要性を感じていないことが嘆かわしい。
 様々な業務の中で一体どこに重点を置いたらいいのか、これまで様々な著名な先生方の指導を受けつつ自己研鑽を重ねてきた中で得たものを、児童心理学の視点を交えて再検討してみた。
 小難しい部分は省き、約9000字程度(目次・はじめに・おわりに・図・表など除く)にまとめてみました。
 是非手に取って一読いただけると嬉しいです。

著者について
とーたそ
 現役放課後児童支援員であり、2児の父でもある。
 一般企業・幼保での預かり保育専任職員を経て放課後児童支援員の道へと漂着。
 放課後児童支援員としては約7年ほどだが、預かり保育歴は十余年。
 子ども時代は落ち着かない子で集中力にかけるが、想像力豊かでとても明るく活発な、誰にでも挨拶をする元気な子だったらしい。学童期に教師による身体的・心理的虐待を受け、PTSDを隠し持っていたが、本人も周囲の大人もそうと気付けないまま苦しみ続け、更にいじめ・不登校を乗り越え社会に出る。
 働きながら大学に編入し、主に心理学を専攻。
 大人になってADHDであることに気付き、人の多様性について様々な視点で熟考することが増える。

「発達障害は脳機能の特性で、障害と思っていない。 世界は個性に満ち溢れている」
「多様性の捉え方についての諸問題の方が、世界に蔓延する心の障害である」と考えている。

【目次】
はじめに
1. 子どもの発達段階を考えて接する
2. 『子どもの安全・安心確保』のための優先順位
3. 仕事を進めていく上で必要なもの
4. 気持ちよく仕事をするために
4. 信用失墜を防ぐための重要なルール
おわりに

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