著者:品川 龍仁
ページ数:75

¥666¥0

この本は、
AIや自動運転など、飛躍的テクノロジーの時代、
そして、コロナウイルスにより価値観が大きく変わりつつあるこの時代に、

  • 家は、これからどう変わっていくのか?
  • 家で人生を損しないために、何を注意すべきか?
  • 不動産鑑定士が住みたいと思う家のポイントは?

これらについてまとめました。

私はいま、不動産鑑定士として年間数百件の家を見ています。
大家としても、アパート4棟42戸を運営しています。

その中でひしひしと感じることがあります。
それは、世の中には、住む人の幸せを全く考えていない家が、残念ながら多く存在するということです。

そんな家に住んでしまい、人生を狂わせてしまう人を、1人でも減らしたい。
そして、最高の家に住み、人生を素晴らしいものにして頂きたい。

そんな思いで書きました。

家は、私たちの日常の核とも言えるものです。
人生に、大きな影響を及ぼします。

また、家の値段や家賃は高いですから、
経済的な意味でも、影響は大きいです。

ですが、不動産業界の方でもない限り
家の売買や、部屋を借りることは、そう何度も経験する事ではありません。

それにも関わらず、その場での選択が
人生に良くも悪くも大きな影響を与えてしまう。
これって、おかしいと思いませんか?

不動産鑑定士として、できることはないか。
今回はそんな思いで、家のリアルを
1人でも多くの方に知って頂くため、本にまとめました。

もし、あなたが家について興味があったり、
私の思いに、少しでも共感してくださったなら、
本書を手に取って頂けたら、大変嬉しく思います。

*****************
【本書の目次】

  • はじめに
  • 第一章 コロナ時代に、日本の家はどうなるか
  • 第二章 「買い」な街はどこだ
  • 第三章 不動産鑑定士の部屋探し
  • 第四章 最高の家を手に入れるためのステップ
  • おわりに

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【はじめに】より一部抜粋

「いつかは自分の家が欲しい」
「賢く家を買って、幸せに暮らしたい」
「引っ越すならどんなところがいいか知りたい」
「購入と賃貸、どちらが結局良いの?」
「両親の家をどうしようか悩んでいる」

この中に、あなたが思い当たるものはあるでしょうか。
思い当たるあなたは、おめでとうございます!

本書はまさに、あなたのような方に向けて書いた本です。
これらの疑問はすべて、
「家」に対する正しい知識を身に付けることで、解決していくことができます。

ところで、あなたは「家とは何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか。
家族のいる場所。寝る場所。ゆっくりする場所。プライベートな場所。
昨今は在宅ワークも増えたので、仕事をする場所でもある人も多いでしょう。
人それぞれだと思いますが、私ならこう答えます。

「家」は、人生の舞台です。
人生そのものなのです。

寝ている時間も含めて、人は自分の家で多くの時間を過ごします。
初めての一人暮らしや、結婚生活を始めて、未来への希望に胸を打ったあの日も。
家族とケンカをして、そして仲直りをした、かけがえのない瞬間も。
あなたは家にいましたね。

仕事で最高の結果を出し、ガッツポーズをしたあの日も。
泣きながら恋人とお別れをした、辛かったあの夜も。
いつもあなたは自分の家に帰ってきました。

まさに家は、あなたの世界の中心、核なのです。
その核が、快適で心地よい空間でなければ、
日常のなかで良いパワーを発揮し、人生を素晴らしいものにすることなど、できないのです。
成功しているから、お金を持っているから、良い家に住めるのではありません。
逆です。良い家に住んでいるから、成功し、お金を稼げるのです。

良い家、良い部屋に住むことで、人生を素晴らしいものにすることができます。
家を選ぶということは、人生を決めるほどの影響力を持っていることなのです。

一方で家は、とても怖い側面を持っています。
それだけ、住む家が人生に影響を与えるということは、
変な家に住んでしまったら、そこから人生真っ逆さまに落ちていくということにもなってしまうからです。
ビジネスがうまくいかなくなる。家族とうまくいかない。離婚する。
なんとなく体調が優れない。元気が出ない。
こういう悪いことは、もしかしたら住んでいる家に原因があるかもしれません。

家を買うということは、今も昔も人生の一大イベントですよね。
まず値段が数千万円、とんでもなく高い。明らかに、人生で一番高い買い物です。

賃貸物件に住む場合でも、家賃は毎月の支出に占める割合が最も大きい支出であるはずです。
家賃も結局、その部屋を使う権利をお金で買っているのと同じです。
毎月、何万円から何十万円もの、高い買い物をしているんです。

ところで、私たち日本人の特徴としてよく言われることがあります。
それは、「日常の買い物は10円単位で値段を気にするのに、
高い買い物になると、深く考えずに勢いで買ってしまう」というものです。

値段の高いものにはそれに応じた価値がある。だからいいんだ、ということなのかもしれません。
腕利きの職人さんが丹精込めて作ったものなら、実際そうでしょう。
でも、家の場合は、残念ながら必ずしもそうとは限らないのです。
玉石混交。良い物を見抜く目が求められます。

「不動産屋は悪どい」という世間のイメージは、残念ながら、概ね正しいです。
彼らも、家を買ってもらう(または借りてもらう)ことが仕事ですから、その意味では普通の商品を売っている営業マンと違いはありません。
不動産屋さんと、普通の商品の営業マンの違いを生んでいる理由は、
「この世に全く同じ家は二つと存在しない」という点です。

同じマンションであっても、位置や方角が違えば全く同じではありません。
このため、不動産屋さんは、紹介する全ての家を完璧に理解することは、事実上不可能なのです。
だから、実際に住んでからミスマッチが起こってしまうのです。
もちろん、クソ物件と分かっていながら売るような悪徳不動産屋も、残念ながら存在します。

人生を不幸に導くようなクソ物件を買ったり、借りたりすると、見事に人生はクソになっていきます。
そういう物件を相場より高値で買わされていたりすると、もう最悪です。お金を払って不幸を買っているようなものです。
実際、私はそういう人をずいぶん見てきました。
一度そうなると、家は値段が高いため、なかなかそこから抜け出せないのが不動産の怖いところです。

こうならないためには、私たちは、家を正しく見極める目を持つしかありません。

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【自己紹介】

品川 龍仁(しながわ たつひと)
東京都出身。不動産鑑定士、不動産経営者。
不動産鑑定士として年間100件以上の不動産の評価を行う。
全国に4棟の賃貸住宅を経営、都内11室の貸会議室を運営。
全国で大家さん向け、不動産投資家向けの講演を行っている。

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