著者:木下正俊
ページ数:45
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「将来の目標は何ですか?」
「この会社ではどんなキャリアを実現したいですか?」
「将来のキャリアの目標は何ですか?」
「あなたは人生で何を実現したいですか?」
このような質問は、面接で必ずと言っていいほど訊かれる質問です。
そして、
「目標を達成するために具体的にどんな行動や努力をしていますか」
という事も多く訊かれます。
また、
「この人は何をしたいのかがわからない」
「この人はどこに向かっている人なのかがわからない」
これは、質問に明確に答えられなかった人たちに対する不採用理由です。
転職希望者の転職相談にのらせてもらいこの質問をすると、ほとんどの人が明確に答えられません。
あなたが会社の社長だったとして、採用面接ではどちらの人材を採用しますか。
①「将来は事業を通じて社会貢献ができるようになりたいと思っています。そのために、責任ある仕事を任せていただき、やる遂げることで成果を残していきたいと思っています。また、組織を統率できる力をつけるためにマネジメントも経験していきたいと思っています。」
②「将来の目標ですか?そうですね。いまはまだ目標を持てていないんですよね。目標を持たなければいけないとはおもっているのですが、、、、」
上記の①と②の2人が受けに来た時に、
仕事を任せたいと思うのはどちらの人でしょうか。
信頼できるのはどちらの人でしょうか。
貢献してくれそうなのはどちらの人でしょうか。
実際に結果を出してくれそうなのはどちらの人でしょうか。
これまでも結果を出してきたであろうと思える人はどちらでしょうか。
責任感が強そうな人はどちらでしょうか。
仕事に取り組む姿勢や集中力が高そうな人はどちらの人でしょうか。
企業の中途採用においては、ほとんどの場合、実際に働いてから採用するということができないのです。しかし、企業側は経営課題の解決ということを目的として人材採用をするため、解決につながる可能性の高い人材を採用することで「採用の成功率を高めたい」と考えています。
学歴(偏差値)、転職回数、適性検査や学力テストなどで、ある程度のフィルターを通して篩に掛けることはできますが、それ以外には人物で評価をするしかありません。
つまり、最後は「面接官の感覚」なのです。言い換えると「印象」です。
面接官がどう感じるかということが大切なのです。
前回出版の4冊目、「【転職の面接】転職する前に必ず読んでほしい<面接対策>: ~あなたの面接、間違ってます~ Kindle版」にて繰り返しをお伝えしておりますが、企業側が欲しい人物像は共通です。
企業が求める人物像とは「貢献してくれそうな人」です。
これが企業が求める人物像の絶対条件です。
それでは、あなたが良い人材である、貢献する人材であるという事をを保証するものは何でしょうか。
それは、
過去~未来です。
過去とは職務経歴書や過去の実績、人物像であり具体的に言うと姿勢やモノの考え方です。
そして今後を保証するものは将来に向けた目標や計画、ビジョンです。
企業側にとって採用活動というのは、言い換えると「今後のあなたの可能性に対して企業側が投資を行う」ことを言います。
あなたの計画こそが、将来のあなたのパフォーマンスを保証するものであると考えています。
そのため、これを明確に語れる人の方が採用成功率の信頼性、信憑性を与えてくれます。したがって、これらの人材が企業側から選ばれるのです。
転職活動においては、人生の目標や計画を持っている人が非常に少ないというのが現状です。そのため、これを明確に持つことによって、見えない圧倒的多数のライバルに対して大きく差をつけることができるポイントになります。
では、これらについて、具体的にどうすればよいのかをこの本では伝えていきたいと考えています。
著者紹介
簡単に自己紹介をいたします。
私は、20代~30代の方の転職支援を中心とした転職エージェント会社である株式会社CCFGキャリアという会社を運営しています。また、職務経歴書の作成代行サービスなどの転職支援サービスである「転職のミカタ」というサービスを提供しています。
これらの活動を通じて、毎日何人もの方のカウンセリングを行っています。これまでに数千名の方の転職相談に乗らせていただきました。
また、私自身が会社員としての転職を7回経験してきました。
食品小売業からスタートし、経営コンサルティング会社を2社、人材コンサル会社、システム会社、Webプラットフォーム会社、人材派遣大手などなど会社員としての転職は7回、コンサルティングでの経験やマネジメントしてきた経験も通して、職種として携わった経験のある職種は30以上あり、零細企業やベンチャー企業から東証1部上場企業の経営企画まで幅広く経験をしてきました。
ベンチャー企業では人事担当として1,000人以上の人材の面接を行い、転職エージェント、経営者、人事、などを通して数千名の方のキャリアを直接見てきました。
多くの方のキャリアを見て、話を聴いてきたことを通して、成果を出してきた人材、成果を出すであろう人材、企業から高い評価を得られる人材、面接で一緒に働きたいと思う人材などには、共通点がありました。
そのような人材は、
前向きで、積極的で、自信を持っており、力強く自分の意思を伝えることができる人材でした。
このような人材は面接の盛り上がり方が全然違います。そして面接を通して伝わってくる迫力が全然違います。
そして、目の輝きが違います。
違いは何か。
超かんたんな事なんです。
一言で言うと「目標意識」または「目的意識」です。
目標を持つことが何よりも大切です。
なんだ、そんなことか、と思う人もいるのではないでしょうか。
では、あなたは明確な目標を持っていますか。
持っていれば、それで結構です。
この本も読む必要はないかもしれません。
しかし、実際には、目標を持っている人が非常に少ないのです。
実際には、目標が持てない、目標の持ち方がわからないという人も非常に多いのです。
転職の相談に乗らせていただく方のほとんどは持っていないと言っても過言ではありません。
「目標を持つことは難しいことだと思っている」「目標を持つのは才能だと思っている」「目標には出会うものであると思っている」「偏差値の高い人のものだと思っている」、このように考えている方々のために、長期的な目標設定を超簡単にする方法について伝えていきたいと思います。
また、「目標や計画を作るのはまじめな人だけ」「堅い人だけ」「自分はそんなことをしたくない」というようなことを考える人もいるでしょう。形は変わって紙に書き出していなくても、結果を出して豊かな人生を掴んでいる人は「超当たり前に」目標を必ず持っています。紙に書き出していなくても当たり前に人生の戦略を持っています。
目標を持つことが成功していくうえで必要な道理だからです。
それを詳しく見ていきます。
内容
はじめに
著者紹介
第1章 なぜ、目標が大事なのか
目標を持つと結果が変わる
目標を持つことによって成長することができる
第2章 どのようにして目標を作るのか ~ライフプランを作る~
◇質問項目
1.人生のやりがい
2.家族・家庭
3.趣味・遊び
4.貯蓄・資産
5.収入
6.仕事・事業
7.教養・学習
8.健康
ワクワクイメージを持つ
終わりから逆算で考える
ヤバい!間に合わない!
考えが出てこない人は、2択で考える
月次アクションプランを作る
第3章 計画は作った後が大事
作ったら印刷して壁に貼り朝晩見る
作ったら定期的に見直しを行う
振り返りの際には空白のシートに実績を書き出してみる
問題解決の思考プロセス
・目的
・ゴールイメージ(定性的ゴール)
・ゴール(定量的ゴール)
・実行(アクション)
・現状把握(進捗確認)
・問題発見
・課題抽出
・修正計画
・決意し直し
・そしてまた実行です。
最後に
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