【無料で読める】消える寺！ 今一度親鸞一門の足跡を（２２世紀アート）

［商品について］
―歴史の奔流の中で親鸞の教えを繋ぎ続けた、人という心の舟の軌跡―
いま過疎化の進む日本全国の村では、人が去り、家が閉じられ、墓が消え、寺からは門徒が離れ寺が消えている。それは人々の心の拠り所となってきた寺とともに、仏教の教えも人々の信仰心も消え去って行くことに他ならない。本書は、そうした厳しい現実の中で、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の教えを並々ならぬ労苦で受け継いできた門徒たちについて、その８４０年という時間の中にある血脈と歴史を、系図や年表とともに記録した作品である。仏教や信仰について考えるうえでも、示唆に富む内容となっている。

［目次］
電子書籍化にあたって
一、はじめに
参考文献・資料
二、親鸞聖人一門の系図
三、本願寺歴代門主と一門の在世年代図
四、親鸞聖人一門の歴史も伝える門信徒への法要案内状七例（明光寺）
あとがき
ご案内

［出版社からのコメント］
親鸞聖人の教えは、浄土真宗という宗教の枠組みを越えて、私たちの日常生活の中にも多く溶け込んでいますが、普段の私たちはあまりそうしたことを意識することがありません。心の時代をいわれている今、本書をきっかけとしてあらためて宗教や信仰の意義について考える機会を持っていただければ嬉しく思います。

［著者プロフィール］
西岡 美沙子（にしおか・みさこ）