著者:松田達也
ページ数:100

¥99¥0

どんなに先進的で優れたアプリケーションを開発しようともデータベースがしっかり設計されてないと「良いシステム」とはなりません。

アプリケーション、サーバー、ネットワーク、ミドルウェア、認証基盤、セキュリティ基盤など、様々な技術要素が組み合わさって構成される現在の「システム」において、データベースはシステム全体のパフォーマンスに顕著につながるからです。

「データベース」と聞くと「堅牢」「一貫性がある」といったポジティブなイメージがあるとともに、「ボトルネックになる」というネガティブなイメージも付きまとうようになっている気がします。

データベースの設計者はデータベース(DBMS)が備える豊富な機能を使いこなしつつ、進化の激しいハードウェアが持つ能力を最大限に引き出せるようにすることが責務であると言えます。

しかし、データベース設計と非常に奥深く、設計者として一人前となるには十分な経験と高度な知識が必要です。

本書はデータベース設計とはどのようなことをやるのか、その概要を見ていき、なぜ十分な経験と高度な知識が必要なのかが具体的にイメージできるようになるところまでを考えていきます。

まずそれらを知ることで次に何を学ぶべきかが見えてきて、設計者としてのスキルが向上していきます。

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