著者:みね はじめ
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教育関連の仕事をする多くの人、特に教師は、その思いが強いのではないでしょうか?
この本を手に取ってくださったあなたも、きっと同じような思いがあるのではないかと思います。
僕は、20年以上小学校の教師をしてきました。
新任で採用されてから、15年間は学級担任を中心に経験し、ここ数年は、担任をフォローする立場になりました。
どちらの立場からも、保護者対応の重要性をいつも感じます。
保護者対応がうまくいかずに精神的な疾患を抱え、現場を後にする教師がいます。仲間が退職に追い込まれていくのは、本当に辛いです。
人は失敗から学び、新しい考え方を得て、成長します。
僕が採用されたころは、教師の失敗に対して、まだ今より寛容な雰囲気が保護者の中にもありました。
しかし、今の保護者との関係は、たった一つの失敗が致命傷になってしまうようなことが多くあるように感じています。やはり、できる限り、保護者対応で失敗は避けたい。それが正直なところかと思います。
では、失敗を防ぐためには、どうすればいいのでしょうか?
その最良の方法は、リアルな失敗を知り、できるだけ原則に近い方法で対応をすることだと思います。
この本には、各章に10の失敗が掲載されています。
それぞれの失敗は、僕の実体験。そして、仲間の実体験をもとにした、リアルな話です。
失敗をしてしまうと、取り戻すことは本当に大変です。
正直、関係を改善できずに終わってしまったケースも中にはあります。
しかし、その都度、失敗を取り返すべく、努力を続けてきました。
うまくいったこと、いかなかったこと。それぞれです。でも、そこから保護者対応の原則が見えてきました。それを分かりやすくまとめたのが本書です。
本書は、各章とも
失敗談 ⇒ 解説 ⇒ レベル別の実践編
の順に書かれています。リアルな失敗体験を知っておくこと、そして、効果的な対処法を知っておくことは、間違いなく、読者の皆さんにとって、意義のあることだと思うのです。
保護者対応は精神的にもきつく、正直しんどいです。
しかし、自分の今までの教師人生を振り返ってみて思うことがあります。それは
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