著者:二階堂 裕
¥490¥0

 18歳で海上自衛隊の25期航空学生として入隊し、パイロットになるために英語の勉強をした。しかし、あるとき病気になり、入院、パイロットを罷免になった。もう飛行機には乗せてもらえない。そこで、28歳のときに自衛隊をやめ、スズキ(株)へ転職した。スズキでは、英語ができるはずという会社の判断から、輸出サービス部に配属された。ところが、スズキで使われる英語会話が理解できない。これは大変だと気がつき、同じ課で隣の席にいた先輩社員の坂井さんという方に相談すると、英語の勉強法『1000時間のヒアリング』を伝授された。それから猛烈に英語の勉強を開始した。そして1000時間のヒアリングに到達した丁度1年目のある日、突然、映画の英語のセリフが聞き取れるようになったのだ。1000時間のヒアリングにより、自分には英語耳ができた。それからは、外国人の英語が聞き取れるようになり、英語での仕事ができるようになった。本書は、私の英語の勉強の実体験を書いたものである。そして、英語ができるようになってからは、世界中を回ることを指示され、27ケ国を訪問した。1年の半分は海外にいるという、生活になった。世界中を飛行機で移動することになり、自衛隊のパイロット時代よりも沢山の飛行機に、沢山の時間乗る(ただし乗客として)ようになった。
 34歳の時にインドネシア駐在を命じられ、ジャカルタ市にあるインドモビル社に転勤になった。今度は、インドネシア語を学ぶことになった。本書では、その第二外国語としてのインドネシア語の習得での経験をも書いた。英語での経験があったで、インドネシア語の勉強も、時間が必要なだけで、簡単であった。英語でのやり方をそのまま踏襲して、計画的に勉強し、6か月後には、日常でも仕事でも、インドネシア語を使えるようになった。そして、インドネシア中を旅して仕事をするようになった。語学と旅はセットである。
 外国語ができると、人生が豊かになる。遊びでも仕事でも、語学ができると面白い人生が送れるからだ。本書はそのために、英語、外国語はまず『1000時間のヒアリングをせよ』という自分の体験を書いた。
 一人でも多くの人に、外国語が話せるようになってほしいと願う。日本人の多くが、中学、高校で600時間も英語を勉強するのに、英語が話せないのは、あと少しの勉強、それもヒアリングの時間がたりないからだ。英語のヒアリング勉強は、簡単だ。ただ、繰り返し聞けばいいのである。それは、お金を出して英語学校に行くようなことではなく、NHKの無料の英語会話を聞き続けるだけでよい。本書が、一人でも多くの人に、世界の公用語である英語が話せるようになってほしい。世界中の人と、意思の疎通が取れれば、それは世界平和にもつながっていくと思う。

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