著者:児島喜久雄
ページ数:196

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 戦前・戦後を通じて日本を代表する美術史家であった児島喜久雄が語る、ルネサンス美術の「発見」。古典的『イタリア・ルネサンスの文化』、『チチェローネ』の著者ヤーコプ・ブルクハルトの見方を中心に、ルネサンスというものがどのように発見され、ルネサンス美術の発展がどのようにとらえられて来たかを紹介する。
 またドイツの美術史家ヴェルフリンに基づき、ドイツ・ルネサンスを代表する画家アルブレヒト・デューラーの絵画思想を紹介する『デューラーの芸術論』を併載。デューラーの著書などを読み解き、ルネサンス時代の画家が実際に何を考えていたかを知ることが出来る。
 美術史の専門知識がない読者にとっても読みやすいように、言及されている人名などには出来るだけ注を付し、また画像リンクなども多数掲載した。

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