著者:小林道憲
ページ数:8

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親鸞の流罪地越後の晩秋から冬にかけての気候風土から、人間の罪への自覚と救いへの確信が両立する親鸞の絶対他力の信仰を読み取る。また、煩悩生死の凡夫こそ仏の願に救われねばならないという親鸞の思想を、夏と冬の日本海の風景の中から引き出す。 親鸞が越後で経験した厳しい自然、それが、親鸞の思想をより深めた。人間の罪業への深い自覚と仏の本願の救いとが接触している宗教的真実を、親鸞は、流罪地越後において体験したのである。

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