【無料で読める】短時間で効果を出す！HIITトレーニングの実践

本書を読んで頂いてありがとうございます。
本書では、有酸素トレーニングと無酸素トレーニングについて、そしてそれらを行う上で重要なHIIT(High Intensity Interval Training)について解説していきます。

筋肉を使うときのエネルギーには、有酸素による運動と、酸素を使わない無酸素運動というものがあります。
まず筋肉を動かすには、筋肉内にあるATP(アデノシン3リン酸)をADP(アデノシン2リン酸)とリン酸に変換します。
この際に生じたエネルギーによって、筋収縮が起こります。
ですが、筋肉内にはこのATPというものが少量しか存在しないため、ADPとリン酸からATPを再び合成しなければなりません。
この際に、エネルギーが必要になります。
この合成の先に必要なものとして、先程挙げた有酸素運動と無酸素運動によるエネルギーの供給システムが必要になってきます。

そして、これらを組み合わせる事によって、トレーニングをするにあたり最大限の効果を上げることが可能になります。
その方法がHIITトレーニングなのです。
HIITトレーニングによって、全身持久力や脂肪燃焼効果、また糖の代謝を高めるなど様々な効果を得ることが出来ます。
本書ではその方法について、その概要や理論、また実際のトレーニングについて説明していきます。