【無料で読める】「知恵」と「度胸」と「コミュニケーション力」が身につき、子どもの英語力がグーンと伸びる知育英語ゲーム集

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このたびは、Amazonに並ぶたくさんの本の中から本書を手にとっていただき、ありがとうございます。☆彡

始めにお伝えしたいことがあります。

この本は「子どもが英語ペラペラになるために」、とか、「子どもが国際人になるために」とかの本ではありません。

「子どもに幸せな人生を歩んでほしい」と思っていらっしゃるあなたが、未来に向かって生きているお子さんと一緒に、多くの「楽しい!!」 と感じる瞬間を積み重ねてくださること。そして、自分のすべてを認めてもらえるという自己肯定感を持って子どもたちが成長してくれること、という想いを込めた本です。

この本ではご自身が英語は苦手な方、お仕事を持っていてお忙しい方、小学生のお子さんがまだ英語教室に通っていないことに不安を感じている方にも取り組んでいただける簡単な英語ゲームのご紹介と、一番大切な母国語である「日本語」でのお子さんへのコミュニケーションの働きかけ方をご紹介しております。

知育とコミュニケーションの働きかけで、子どもたちがどういう力を発揮するのかは未知数。
なりたい仕事が芸術家かもしれないし、医者、学校の先生、エンジニア、ケーキ屋さん、漫画家かもしれません。

お子さんのどんな「なりたい！」も肯定して、信じて応援してあげてください。そして、方向転換も、受け入れてあげてください。
子どもたちが「こうなりたい！」に向かって生き生きと暮らしている姿を見たい、という方のヒントにしていただければ幸いです。

私は実家が店をしていて、一人でいることが多い子ども時代を過ごしました。親との会話も少なく、そのせいか、必然的に自信のない、引っ込み思案の目立たない子どもでした。

ところが、結婚して、夫の転勤で３人の息子を連れてイギリスで６年間暮らすことになりました。

もともと英語は好きな方で、イギリスにも憧れがあったので、なんの不安もなくついて行ったのですが、ここで私は大きく変わりました。
（帰国後、昔の私を知る人は私が別人みたいに変わった、と言っていたようです）

私には大勢の前では気後れする、というところはあったものの、本来人好きで、知らない人に話しかけることも、他愛ないおしゃべりするのも好きという所があました。

イギリスでも隣の女性とはすぐ仲良くなり、週１回お茶をする機会に恵まれました。おかげで英語力も徐々につき、彼女の「自分はこう思う」という毅然とした態度に感化されていきました。

「そう思っていいんだ」「そう口に出していいんだ」と思えるようになっていったのです。「私はこう思う」を口に出したからと言って、嫌われたり、避けられたりすることは決してない、ということを肌で感じるようになりました。

また、何より大きな私の変化は、子どもを守るには黙っていたらダメなんだ、と度胸がついたことです。

長男が現地校に通っていた時のこと、ある日泣きながら帰ってきました。
「ニコラスに押されたから押し返したら、自分で自分の指を噛んで、ぼくにされた、と先生に言いつけたんだ。でも、英語で説明できなくて、謝らさせられた」と言うのです。

今までの私だったら泣き寝入り。でもこの頃には思ったこと言わなきゃ精神が身についてきていて、先生に訴えました。

先生曰く「ニコラスはそういう生徒だ」と。先生もわかっているんだ、と知っただけで、私の怒りはスーッと消えました。

その他にも理不尽なことはありましたが、結局、イギリス生活で得たものは、コミュニケーションは「度胸」だと実感したということです。

その度胸を身に付けるには自己肯定感を持つこと。

それもできれば子どもの時に身に付けてあげて欲しい。英語のスキルは後からつけようと思えばつくし、あなたでなくても付けてくれる人はいます。

でも自己肯定感はあなたにしかつけてあげることができません。そのためにも、お家でのコミュニケーションは欠かせないのです。

また、知育英語ゲームで家族で大いに笑い、ほめてあげてください。「今日のあなたは昨日のあなたより伸びている」と気づかせてあげてください。

それが「英語大好き！」に結び付く可能性は無限大です。