思考で差がつく「数字に弱い」社会人のための苦手意識を克服する方法: 「難しい」の原因は９割が思い込み

数字に強い人は、数字に関する知識が豊富な人ではなく、ある一定の「数字の知識」を持ち「考え方」や「捉え方」が優れている人です。
この本では「数字に関する知識」ではなく、ビジネスにおいて「数字」を使った考え方を紹介し「数字の苦手意識」を克服する方法をご紹介します。
経営コンサルタントとして様々な方と接した中で、実感していることがあります。それは「私は数字が苦手です」という方のほとんどは、苦手なのではなく避けているということです。

つまり自分で勝手に苦手意識を持ってしまい、自分で「私は数字が苦手です」と決めつけて、思い込んでしまっている方がほとんどです。

そしてそのような方の本音を紐解いていくと「数字に強くなりたいとは思うけど、何をしたら良いか分からないし、まぁ〜仕方ないな〜とスキルアップを諦めてしまっている」と思っている方が多くいます。

そんな方のために、この本ではあなたの「数字力を高めるための課題」を提供することをお約束します。

人は先が見えないと、不安になり人によってはパニックになってしまいますが、何をすれば良いかという課題が見えると、不思議と元気が出て前向きに考えられるのです。

この本を選んで「数字に弱い」や「数字が苦手」を克服したいと思っているあなたは、どんな立場の方でしょうか？
社会人になったばかりの方や、部下を初めて持った方や、管理職に昇進したという方や、経営層の方もいるでしょう。

仕事をしていると、必ず「数字」に触れる機会が出てきます。
考えてみると当たり前のことですよね〜。

なぜならば・・・
会社は存続するために、収益を生み出さなくてはいけません。
だから「収益を生み出す」つまり「数字で結果を出す」ということは、会社の存続における絶対条件なのです。

その会社という組織で仕事をする以上、数字に触れる機会があるのは当たり前のことなのです。
だからこそ、その「数字」から逃げようとするのではなく、楽しんで向き合えるようになっていただければ幸いです。

そして「数字力」をレベルアップできると、仕事に向き合う姿勢が全く変わります。
・仕事の「考え方」と「捉え方」が変わります。
・「仕事ができる人」に変わります。
・今まで以上に「仕事が楽しい」と感じられるようになります。

人生は仕事が全てではありませんが、人生において多くの時間を占める仕事が楽しいと感じられれば、きっと人生も楽しいと感じられるのではないでしょうか？

この本を読み終えた時に、こんな風に思ってもらえることを想像しながら書きましたので、楽しみにながら読んでいただければ幸いです。

第１部　はじめに
第２部　著者紹介
第３部　全体概要説明
第４部　数字の大切さ
第５部　数字に慣れる
第６部　数字力の鍛え方
第７部　数字の使い方
第８部　数字の楽しさ
第９部　あとがき

「思考で差がつく」シリーズ 第２巻