著者:千川ともお
¥1,178¥0

本書を、カンボジアの「車社会到来」というタイトルにしたことには、理由がある。いくつか挙げるとこんなことになる。多くの理由が首都プノンペンで起きていることだ。まず、循環バスがほぼ間違いなく定着した。オートバイや車の保険が登場した。オートバイのヘルメットの着用があまりにも当たり前になりつつあること。4輪自動車とオートバイが、首都プノンペンの大通りで、渋滞を形成することも当たり前になってきた。交通事故が多くなってきた。
これらのことを通じて、車社会の到来ということが良くも悪しくも、やってきたということになる。
ところが最初、かつての風景がなかなか離れられない気持ちだった。
というのも1990年代なら、プノンペンでは、のんびりとした交通渋滞だとか、エンジンのついていない乗り物の渋滞が日常的にあったからだ。
だが、生活の上でやはり、交通事故のことが気になり始めていた。だから現在、
「何がいま最も危険なことですか」
とカンボジアの人々に聞いた。
すると、日常的に、国境以外の土地に住んでいる人々は、カンボジアの人々の多くが車の事故を一番気にしているということだった。
例えば、車のスピードが原因で交通事故が起こることだ。それはプノンペンをはじめ地方でも共通していることだ。
だから、カンボジアは、その意味で、まったく今まで体験したことのない、
「車社会到来の時代」
に入り込んでいるということだ。
これがこの作品を作るきっかけになった気がする。

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